NBAに挑戦中、23歳・グリズリーズの河村勇輝が日本バスケ史に新たな歴史を刻んだ。待望の瞬間が訪れたのは開幕第2戦、残り約3分30秒だった。日本選手4人目となるNBAデビュー。身長173センチと現役のNBAで最も瀬の低い選手が誕生した。そんな河村はコートに立った約2分後には得意のノールックパスでNBA初アシストを記録。河村は約3分間出場し、夢の第一歩を踏み出した。そんな河村に試合後話しかけたのはエース・モラント。「アグレッシブに!アグレッシブに!」と声をかけられたという。Bリーグ出身で初のNBA選手となった河村は「コートに立つことを目標に渡米を決断したので、ひとつ夢がかなった瞬間ではある。やっとスタートラインに立てた感じ」と話した。きのうホーム開幕戦残り約3分、川村が出場していないにもかかわらず、ホームのファンから「ユウキを出せ!」と大合唱。残り約2分で出場した。試合では得点やアシストはなかったものの、ホームのファンの心をバッチリ掴んだ河村だった。