自民・公明両党と国民民主党の政調会長らは今日午前に国会内で会談し、政府が来週後半にも取りまとめを目指す新しい経済対策について意見を交わした。国民民主側は経済対策にも「103万円の壁」の見直しに向けた内容を盛り込むよう求めている。来週月曜日に再び3党で協議して検討を進める見通し。一方自民党では税制調査会の幹部による「インナー」会合が開かれ、来週から始まる自民・公明両党と国民民主党の税調会長らによる「103万円の壁」の見直しを巡る協議を前に意見のすり合わせなどが行われた。自民党側は3党協議で「103万円の壁」の引き上げ幅とその財源の確保策をセットで協議したい考え。
APECの閣僚会議に出席するためにペルーを訪問中の岩屋外務大臣は日本時間の今朝、米・ブリンケン国務長官と初めて対面で会談し、中国や北朝鮮などの地域情勢について意見を交わした。ブリンケン氏はトランプ新政権で国務長官を務めるマルコ・ルビオ上院議員について「しっかり仕事を引き継いでいく」と話したという。岩屋外務大臣は「政権が変わっても日米同盟をさらに強固なものにしていかなければならない」と伝え、会談後報道陣に「トランプ次期政権のカウンターパートと強固な信頼関係を築いていきたい」と話した。
トランプ次期大統領は14日、厚生長官に弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏を指名すると明らかにした。ケネディ氏は民主党・ケネディ元大統領の甥で、大統領選に無所属で出馬したが8月に撤退し、トランプ氏支持を表明。長年環境問題に取り組んできた他、ワクチン接種に否定的な姿勢で知られている。トランプ氏は「アメリカ国民は長い間、公衆衛生に関する食品会社や製薬会社の欺瞞や偽情報で押しつぶされてきた」と主張し、「ケネディ氏は米国を再び偉大で健康な国にするだろう」と強調している。
APECの閣僚会議に出席するためにペルーを訪問中の岩屋外務大臣は日本時間の今朝、米・ブリンケン国務長官と初めて対面で会談し、中国や北朝鮮などの地域情勢について意見を交わした。ブリンケン氏はトランプ新政権で国務長官を務めるマルコ・ルビオ上院議員について「しっかり仕事を引き継いでいく」と話したという。岩屋外務大臣は「政権が変わっても日米同盟をさらに強固なものにしていかなければならない」と伝え、会談後報道陣に「トランプ次期政権のカウンターパートと強固な信頼関係を築いていきたい」と話した。
トランプ次期大統領は14日、厚生長官に弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏を指名すると明らかにした。ケネディ氏は民主党・ケネディ元大統領の甥で、大統領選に無所属で出馬したが8月に撤退し、トランプ氏支持を表明。長年環境問題に取り組んできた他、ワクチン接種に否定的な姿勢で知られている。トランプ氏は「アメリカ国民は長い間、公衆衛生に関する食品会社や製薬会社の欺瞞や偽情報で押しつぶされてきた」と主張し、「ケネディ氏は米国を再び偉大で健康な国にするだろう」と強調している。