トランプ次期大統領はワシントンで集会を行い、約2万人がここを訪れている。132年ぶり2人目の返り咲きの大統領であり「明日の正午にアメリカの衰退に幕が下りる」と自信を見せている。選挙公約を実行に移す方針で、不法移民の強制送還に着手するとともに関税を引き上げて米国に何千もの工場を戻すと主張している。ケネディ大統領暗殺に関する機密文書も公開すると明かし、最後はダンスで締めくくった。一方で商品卸があることで知られる中国・義烏市ではトランプ氏の「アメリカを再び偉大に」と描かれた帽子などを輸出してきた業者も見られるが、トランプ氏が就任すれば関税により商売が打撃を受けることをを懸念する様子を見せ、アフリカなどの顧客開発を進めたいと話していた。