米国大統領選挙はハリス副大統領とトランプ前大統領が勝敗を左右するといわれる激戦州で、それぞれ遊説した。トランプ前大統領は経済政策として減税や、外国からの輸入品に高い関税をかけることなどを挙げ、有権者に支持を訴えたが、ハリス副大統領は値上げにつながると反対している。大統領選挙まで42日。今週、トランプ前大統領はジョージア州でハリス副大統領はペンシルベニア州とアリゾナ州の国境地帯で経済や移民問題を中心に遊説した。いくつかの全国世論調査ではハリス氏が支持率で僅かにリードしたが、その差はいずれも誤差の範囲内だった。激戦州ではトランプ氏とハリス氏の双方とも相手を僅差でリードしている州があり間違いなく接戦の状態。ハリス陣営はバイデン政権下で70万人以上の雇用が生まれたと実績を訴えている。