2016年、アメリカ・ジョージア州の路上で薬物依存症の男が暴れる事件が発生。警察官が駆けつけると男の近くでは大怪我をしたアメリカン・ピット・ブルテリアが伏せていた。事件を目撃した女性によると、強盗に襲われた女性を助けるためピットブルが男に襲いかかった。ピットブルは男にナイフで切りつけても犯人を攻撃し続けたという。女性が逃げたのを見届けるとピットブルは力尽きたという。ピットブルは近隣に住みついた野良犬で体にはマイクロチップがあり元々は誰かに飼われていた。ピットブルは防衛本能が強くとくに信頼関係を築いた人間の危機には敏感だという。瀕死の状態だったピットブルは動物病院で緊急手術が行われ奇跡的に生還。その後保護団体から新しい家族の元へ引き取られた。ピットブルにつけられた新しい名前は「ヒーロー」。