米国・バイデン大統領は5日、テレビ討論会後、民主党内や献金者から撤退を求める声が強まる中「私以外の適任者はいない」と訴え、選挙戦を継続する考えを強調した。バイデン氏は米国・ABCニュースのジョージステファノポロス氏の単独インタビューの中で3年半前の大統領就任時と体調は「変わらない」と答えた上で、「次の4年間も仕事を続けられる」との考えを示した。「認知機能検査は受けたか」という質問に対しては、「誰にも受けろとは言われていない」と説明した。現地メディアは5日「新たに民主党の上院議員が大統領選からの撤退を求める議員団を結成する意向」と報じた。