米国・バイデン大統領の撤退論を巡り、重要な支持基盤の全米自動車労働組合が支持を続けるべきかどうか協議したことが明らかになった。ロイター通信によるとUAW(全米自動車労働組合)・フェイン会長は11日夜、執行部と緊急会談を行い大統領選でバイデンが勝てるのかどうか能力に対する深い懸念や今後の組合が取り得る選択肢などについて議論したという。UAWは約40万人が加盟していて1月にバイデン支持を表明。UAWは拠点を置くミシガン州など自動車産業を主な産業にしてきた激戦州で、バイデン大統領が勝つために重要な役割を握っているとされていて、対応に変化があるのか注目が集まっている。