石破総理大臣は就任後、初めての記者会見で「衆議院を9日に解散する」と明言した。きのうの総理指名後に組閣が進められ、夜、石破内閣が正式に発足した。会見で石破総理は、内閣の基本方針の第一に「ルールを守る政治」を掲げた。また、政治資金問題に関係した自民党議員を選挙で公認するかは、「選挙区でどれくらいの支持があるかを把握しながら決定する」などとして、「必要であれば、私が国民に納得いただけるような説明をする」と述べた。一方、自らが主張してきた日米地位協定の改定について、「日米同盟に懸念が生じるとは全く思っていない。改定していくことが同盟の強化につながる」と述べ、党内で議論を進める考えを示した。関係者によると、石破総理はきょう午前にも米国・バイデン大統領と電話会談を行う。