町では既に花粉を感じている人もいる。鼻うがい用の洗浄液やメガネなど数々の花粉対策グッズがあるが都内の大型雑貨店では去年より1週間早く特設売り場を設置した。今月11日までの売上は前の週より2割ほど増えたものもあるという。広報室の高橋さんは「気温が高くなるに連れて問い合わせも増えている状況」などと話した。日本気象協会によると、明日以降の花粉の飛散量予測は今後も気温が高い日が続くことから東京や福岡では飛散量が急に増える見込みである。飛散のピークの予測では東京や福岡などで今月下旬からスギ花粉のピークになるとのこと。都内のクリニックでは今週になって花粉症の症状で受診する人が増えているという。花粉症治療のため1日あたり10人の予約枠を確保しているが既に月末まで埋まっているとのこと。呉孟達院長は「去年から今年にかけてマスクの着用が減っていることで、花粉症の始まりも早まった」などと話した。