トランプ大統領はこれまでも貿易赤字をゼロにしたい、製造業の復活などと述べているが、アメリカ側の優先順位は見えてきたのかと石破総理に質問。アメリカ側が何かを明確にしたわけではないが、1番は貿易赤字の解消だろうと推察。日米交渉を巡っては自動車や農産物など様々な論点にも関心が集まった。自動車についても交渉について石破総理はアメリカ側は日本にはアメリカの車は走っていないが、アメリカには日本の車がたくさん走っていると主張しているが、なぜ日本の車がアメリカで売れて、アメリカの車が日本で売れないのかを認識していく必要があると述べた。その上でアンフェアだと言われないようにはしていくと石破総理は述べた。農産物について、コメの価格が上昇しているがアメリカ産のコメの輸入について、日本の消費者が安くておいしいコメにアクセスできるようにすることと、厳しい条件の中にいる日本の生産者たちをどう両立させるかという問題だとした。その上で食の安全を譲るということはないとした。エネルギーについて、アメリカは4番目のシェアだとし、日本はエネルギー自給率が低いのでアメリカが新しいLNGを開発するとなったら日本はどんな協力ができるのかなどとも述べていた。 今後22日から加藤財務大臣が訪米しベッセント財務長官と為替分野の協議を行う方向で調整している。為替について聞かれた石破総理は発言することはしないと述べた。