G20財務相・中央銀行総裁会議がアメリカのワシントンで始まり、初日の討議が行われた。トランプ政権が発動した関税措置によって、自由貿易の体制が崩れかねないという懸念が強まる中、経済への打撃を抑えるためにG20がどのような役割を果たせるのか、国際的な枠組みの意義が問われている。加藤財務大臣や植田総裁が出席しているとのこと。会合は2日間にわたって行われ、初日は世界経済や金融市場の現状と課題について議論した。日本時間のあすには加藤財務大臣がベッセント財務長官との会談に臨む見通し。会談では関税協議とともに為替も議題になるとみられ、アメリカ側が為替の現場や日本の政策についてどのような認識を示すのかが焦点となる。