アメリカのトランプ大統領は23日、日本との関税交渉について、合意への署名で5500億ドルの署名ボーナスを獲得したと述べ、巨額の対米投資を引き出した自らの交渉を自賛した。トランプ大統領は日本が初めて市場を開放したことから関税率を引き下げたと明かした。ベッセント財務長官はトランプ大統領が不満であれば関税は自動車も含めて25%に戻るとし牽制した。ホワイトハウスが公表した合意内容によると、日本がアメリカ産のコメの輸入を即座に75%増やした上で、農産品など約1兆2000億円分を購入、ボーイング社の航空機100機を購入するなどとしている。