高市総理がアメリカのベッセント財務長官と会談を行った。片山財務大臣は昨日夜の日本料理店での夕食会に続き今朝ベッセント財務長官と会談した。議題の一つとなったのが為替の動向で、財務省はイラン情勢悪化を受け原油先物市場の投機的な動きが円安を生じさせていると考えている。円安が進むと食料や燃料などの輸入品の価格が上昇し物価高の要因の1つとなる。先月30日に片山財務大臣が断固たる措置を取るタイミングが近づいていると発言したことで、1ドル160円台後半だった為替が発言後は155円台半ばまで急騰した。日銀は円安進行を阻むため先月30日以降円を買ってドルを売る約10兆円規模の為替介入を実施したとみられる中、会談後の片山財務大臣はアメリカ側から理解をエているとの認識を示した。官邸幹部は、お互い気にしているのは投機筋で、日米で連携していることがマーケットに伝われば十分だと話している。ベッセント財務長官は14日から北京で開かれる米中首脳会談に同席する予定。トランプ大統領が習近平国家首席と台湾への武器輸出について協議する考えを示す中、政府内ではアメリカが台湾問題で中国に過度に配慮することへの警戒感もある。外務省幹部は対中政策のすり合わせをしたい考え。
