大阪・関西万博会場にある「スシロー未来型万博店」で働く太田映梨奈さん。高校卒業後にスシローに入社し6年目で万博店の店長のひとりに抜擢された。いま太田さんのような高卒人材が争奪戦となるほど人気を集めている。5月に開催された職業体験会には77の企業・団体が参加。ことし3月卒の求人倍率は4.1倍と過去最高を記録。大卒者の1.75倍を遥かに上回る売り手市場となっている。参加企業の多くから聞かれたのが「高卒の方がほしい」との声。都内のIT企業ではこの春に初めて高卒人材を採用した。國兼萌香さんはシステムエンジニアとして採用されたがプログラミングは未経験。MAP経営・伊藤代表は「大卒よりもむしろ4年間の育成期間を取れるのでメリットはある」と話す。
伊沢拓司はシグナリング効果を例に挙げ「学歴について考え直す時期は来ている」などとコメント。高校生の就職活動は1人1社制の地域もあり、学校の斡旋が一般的でミスマッチが起こりやすという指摘もある。
伊沢拓司はシグナリング効果を例に挙げ「学歴について考え直す時期は来ている」などとコメント。高校生の就職活動は1人1社制の地域もあり、学校の斡旋が一般的でミスマッチが起こりやすという指摘もある。