広木さんのきょうの経済視点は『新NISA』。広木さんは「先々週、アメリカに出張に行って、向こうの投資家と議論してきたんですが、日本は変わってるよねと、デフレが終わって東証の資本効率改善ということで良い変化が起きている。この点について聞いたらみんな日本は正しい方向に向かって変わっていると、だからさすがに日本株持っていないとまずいと、とりあえず買いました、ここからどんどんいい方向に行くかどうかわからない。スピード感とか遅いし、構造的な問題もあるし、良くなっていくか見たいという状況。彼らが注目しているのが来年から始まる新NISA。日本人が日本株を買うかどうか。肝心の日本人が日本株を買わないのにどうして俺達が買うんだという人が多い。ここは来年からの新NISAで日本人が日本株に投資するかどうか注目」などと述べた。深谷さんのきょうの経済視点は『戦争とインフレ』。深谷さんは「中央銀行のインフレとの戦いも最終局面。インフレは戦争によって起きたかなと思う。最も大きかったのはコロナとの戦争。ウクライナでの戦争。戦争が起きると軍需特需とか財政面でインフレが起きる。コロナでは極端な財政拡大と金融緩和。特需のベースが整いコロナ禍が沈静化して一気にインフレになって、ウクライナ戦争で資源農産物の供給制約でインフレ加速。金融政策を中央銀行が一手に引き受けて困難な戦い。パレスチナ紛争で中東全体を巻き込む戦争になると資源供給制約とかインフレの芽となって、スタグフレーション要因にならないか心配」などと述べた。