アメリカと中国の高官による貿易協議が28日からスウェーデン・ストックホルムで始まった。協議にはアメリカからベッセント財務長官ら、中国から何立峰副首相らが出席している。アメリカメディアによると初日の協議を終了し、29日も継続する予定。アメリカと中国は今年5月、互いに課していた関税を115%引き下げ、そのうち24%を8月12日まで停止することで合意していた。香港サウスチャイナ・モーニング・ポストによると今回の協議で双方がさらに90日間期限を延長することで合意する見通しだと報じた。この他、合成麻薬フェンタニル問題に関連するアメリカによる追加関税や、中国からのレアアース輸出なども議論される見通し。