Chapter-3 巨大生物に変身する怪魚!?訪れた国立科学博物館では現在、特別展「いきもの超ワールド展 国立科学博物館×ダーウィンが来た!」が開催されている。五感にまつわる展示がされているコーナーでは、ハイエナの目には、暗闇でも見やすいように光を反射する「タペタム」という器官が備わっているということなどを、国立科学博物館の田島さんの解説を聞きながら見学した。続いてイワシ感覚器を研究する茨城県つくば市の国立科学博物館を訪ねた。そこで、魚の感覚器を研究しているという中江さんが、イワシが群れの中でぶつからない秘密を、イトヒキテンジクダイを使った実験で解説した。その魚類特有の感覚器は「側線器」といい、水の流れや振動を感知できるという。側線器には、毛の生えた有毛細胞があり、この細胞の毛が、水流で揺れることで感知できる。また、中江さんによると、科学的に側線器はない魚は発見されておらず、それぐらい重要な器官なのだという。
