和歌山県串本町にある日本初の民間ロケット発射場で予定されていた小型ロケットの打ち上げは2日連続で中止となり、次回は3日後の18日を目指すと発表された。日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」からの「カイロス2号機」の打ち上げは、日本の民間ロケットとして初めて人工衛星を地球の軌道に投入する計画。ことし3月の初号機の打ち上げでは、直後に安全システムが起動し爆発していた。そこから僅か9か月後の再挑戦だが、きのう、きょうと2日連続で、上空の強い風を理由に直前で中止が決まった。打ち上げを行う企業「スペースワン」は会見で、次回は3日後の18日午前11時の打ち上げを目指し、調整すると発表した。