2024年12月26日放送 6:00 - 6:30 NHK総合

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渕岡友美 檜山靖洋 打越裕樹 三條雅幸 是永千恵 浅田春奈 野口葵衣 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と出演者のあいさつ。

(ニュース)
中国王外相 来年早期 訪日実現などで一致

日本の外務大臣として1年8か月ぶりに中国北京を訪問した岩屋外務大臣。きのう王毅外相と会談し、来年の早い時期に王外相の日本訪問を実現し、関係閣僚を交えてハイレベル経済対話を開催することで一致した。また岩屋大臣は、関係閣僚による「日中ハイレベル人的文化交流対話」にも出席し、中国人の観光客向けのビザについて、富裕層の一部を対象に有効期限が10年間のビザを新設することなどを表明した。中国外務省によると、王外相は会談で日本との関係の安定化に意欲を示す一方、両国関係を発展させるための意見として、“中国の発展を客観的かつ好意的に捉えるべきだ”と述べたうえで、歴史認識や対話問題などを巡って、“日本は約束を守るべきだ”などと、日本側をけん制した。日中関係を巡っては、先月、石破総理大臣が習近平国家主席と会談していて、政府関係者は“首脳会談から間を置かずに外相会談を実施でき、いい流れの中にある”としている。一方、政府内には“中国が対話に前向きな姿勢を示しているのは、経済の減速や米国のトランプ次期政権に備えた動きだ”として、“日中関係が改善基調に転換したと評価するにはまだ早い”といった指摘もある。政府は外相の相互往来に続き、首脳の往来も実現したい考えで、今後はハイレベルでの対話を通じて、日本産水産物の早期の輸入再開をはじめとする両国間の懸案の解決につなげられるかが焦点となる。

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北京(中国)岩屋毅日中ハイレベル人的・文化交流対話王毅石破茂習近平
能登-羽田 便数戻る トンネルう回も開通

能登空港と羽田空港を結ぶ定期便。地震の後、欠航となり、その後も1日1往復に便数を減らして運航していた。全日空は首都圏からのツアーなど需要が少しずつ回復しているとして、きのうから午後の便を再開させ、1日2往復の運航に戻した。9月の豪雨で被害を受けた地区では、輪島市門前町と市の中心部を結ぶ国道で通行止めとなっているトンネルに代わる迂回路が整備され、移動時間は30分ほど短縮された。県道も豪雨による土砂崩れで通行できなくなったが、きのうからおよそ15キロの区間が通れるようになった。

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中屋トンネル東京国際空港能登空港門前町(石川)
平均気温 過去最高か “異常な高温だった”

気象庁によると、ことしは地球温暖化に加えて偏西風が平年と比べて北に蛇行し暖かい空気に覆われやすかったことなどから、全国的に気温がかなり高くなった。夏は各地で猛烈な暑さとなり、福岡県太宰府市では7月から8月にかけて40日連続で35度以上の猛暑日が記録されたほか、秋になってからも気温が高く東京の都心では10月に30度以上の真夏日になる日もあった。全国の平均気温は先月末時点で平年と比べて1.64度高く、年間では統計を開始した1898年以降、過去126年で最も高くなる見込み。またことしは、日本近海の海面水温の平均も平年より高く1.46度。統計を取り始めた1908年以降、最も高かった去年を大きく上回る見込み。中でも三陸沖は暖流が平年よりも北に向かって流れる状態が去年から続いているため、かなり高くなっている。気象庁・異常気象情報センター・田中昌太郎所長は“近年、記録的に気温が高く異常な高温といえる。平均気温は長期的に見ると上昇していく見通しで、大雨や大雪の危険性が高くなることも考えられる”と話している。

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気象庁気象庁異常気象情報センター田中昌太郎
1分天気
全国の気象情報

渋谷からの中継で全国の気象情報を伝えた。

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渋谷(東京)
NEWS WEB チェック
“後継者不足”支援の動き

民間のシンクタンクの調査では、県内の中小企業の半数近くが「後継者がいない」と答えたという。担い手の確保による事業承継の動きを取材。後継者がいない前橋市内の中華料理店の長谷川弘之店主を紹介。群馬経済研究所の調査では後継者の有無などを尋ねるアンケート394社のうち「後継者がいない」と答えたのは178社で、率にして45.1%にのぼった。東京商工リサーチ前橋支店によると、9割近くが60代以上で、黒字で廃業する企業も少なくないという。長谷川は事業承継のマッチングイベントに参加。群馬県の取り組み「GUNMAアトツギ部」の取り組みを紹介。家業の土木工事業を継ぐ加藤公慶を紹介。加藤は「思ったより行政は温かく、いろいろやってくれますよと伝えたい」とコメント。

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GUNMAアトツギ部NHK NEWS WEB前橋(群馬)加藤公慶東京商工リサーチ群馬県群馬経済研究所長谷川弘之
イラスト解説 ここに注目!
民間ロケットまた失敗 遠い宇宙ビジネス

民間の小型ロケットが先週衛星打ち上げに再挑戦したが、再び失敗に終わった。水野倫之解説委員が「この小型ロケットは宇宙開発で実績のある重工や電子機器メーカーなどが出資する民間企業スペースワンが開発した全長18メートルのカイロス。初号機の対策をした上で、先週2号機が小型衛星5基を搭載して和歌山県の発射場から打ち上げられた。しかし姿勢を制御するエンジンの吹き出し口にトラブルが発生。機体が回転し始め安全装置が働いて爆発。国内民間単独初の衛星軌道投入はまたもならなかった。世界では小型衛星を多数打ち上げて通信サービスを行うビジネスが盛んで、小型ロケットの開発競争は激しくなっているが、現状は米国のベンチャー1社が市場を席巻している。カイロスはこの市場に参入し年間20回の打ち上げを目指していたが、遅れは避けられそうにない。日本の小型ロケットは他にもJAXAのイプシロンSがあるが、こちらも試験で2回連続で爆発し打ち上げの見通しが立っていない。官民ともに停滞状況が長く続くと、世界の衛星事業者から日本のロケット技術全体の信頼性に疑問符がつけられて敬遠されてしまいかねない。お互いが協力して官民共同の小型ロケットの基幹技術の総点検を行うことで実現する場を作ることを検討してもらいたい」とスタジオで述べた。

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イプシロンSロケットカイロススペースワン宇宙航空研究開発機構
おはSPO
田中将大投手 入団会見で意気込み

巨人への入団が決まった田中将大投手は、日米通算200勝まであと3勝。会見で田中投手は「3勝で終わる気持ちはない。チームのために勝利に貢献したい」意気込みを語った。36歳の田中投手はきょう、巨人・阿部慎之助監督と共に入団会見に臨んだ。年俸は推定で1億6000万円、プラス出来高払いの1年契約で、背番号は11に決まった。田中投手は今シーズン、楽天では1試合の登板にとどまり、楽天から自由契約になっていた。楽天の経験を胸に、プロ19年目は、新天地での活躍を誓う。

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仙台(宮城)千代田区(東京)東北楽天ゴールデンイーグルス田中将大読売巨人軍阿部慎之助
九里亜蓮投手 新天地での活躍誓う

広島からフリーエージェントでオリックスに移籍した九里亜蓮投手。入団会見で新天地での活躍を誓った。8年連続で100イニング以上に登板した経験豊富な右ピッチャー。2021年には13勝を上げ最多勝にも輝いた。

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オリックス・バファローズ九里亜蓮大阪(大阪)広島東洋カープ
おはよう天気
全国の気象情報

東京・渋谷を背景に気象情報を伝えた。

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渋谷(東京)
関東甲信越の気象情報

関東甲信越の気象情報を伝えた。

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