- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 打越裕樹 是永千恵 野口葵衣
オープニング映像とあいさつ。
中国を訪問している岩屋外相は、中国・王毅外相と会談した。日本の外務大臣としては、去年4月以来、1年8か月ぶりに中国を訪れた岩屋外相は「日中の再スタートの会談にしたい」と述べた。王毅外相との対面では初めての会談。約3時間にわたって行われた会談で、両外相は「戦略的互恵関係」を包括的に推進し、建設的で安定的な関係を構築する方向性のもと意思疎通などを進めていくことを確認した。その上で来年の最も早い適切な時期に、王外相の日本訪問を実現し、関係閣僚を交えて経済協力などを協議する「ハイレベル経済対話」を開催することで一致した。また、福島第一原発の処理水放出などに関することし9月の日中両国による合意内容を着実に実施していく認識を共有し、岩屋外相は日本産水産物の早期の輸入再開を求めた。日本産牛肉の輸出再開とコメの輸出拡大について、現在、途絶えている当局間の協議を早期に再開させることを確認した。一方、尖閣諸島を含む東シナ海情勢や中国軍の活動の活発化などに深刻な懸念を伝えた。そして「懸案がある中でも意思疎通を深めることは重要だ」として、来年できるだけ早く安全保障当局間の対話を行うことなどを確認した。また、中国・深センで日本人学校に通う児童が襲われ死亡した事件などを踏まえ、現地の日本人の安全確保に対する協力に加え、拘束されている日本人の早期解放も働きかけた。岩屋外相は両国の関係閣僚との会合で、日本を訪れる中国人の観光客向けのビザの発給要件などを緩和する方針を明らかにした。具体的には、富裕層の一部やその家族を対象に有効期限が10年間のビザを新設し、団体旅行向けのビザの滞在可能な日数を現行の15日から30日に延長するなどとしている。王外相との会談後、岩屋外相は「幅広い内容について、率直かつ突っ込んだやり取りができた」と述べた。ただ、中国側が前向きな姿勢を示しているのは、経済の減速や米国・トランプ次期政権に備えた動きだとして、本格的に関係が改善しているとは言い難いという指摘もある。日本政府は、両国に横たわる懸案の解決にどうつなげていくかが問われることになる。
政府は新しいエネルギー基本計画の案をまとめ、25日の審議会で実質了承を得た。計画案では、2040年度の時点で発電量全体に占める各電源の割合について、再生可能エネルギーが4割〜5割程度、火力が3割〜4割程度、原子力が2割程度とし、再生可能エネルギーが最大の電源になると位置づけている。このあとパブリックコメントにかけ、今年度中に閣議決定することにしている。
巨人への入団が決まった田中将大投手は、日米通算200勝まであと3勝。会見で田中投手は「3勝で終わる気持ちはない。チームのために勝利に貢献したい」意気込みを語った。36歳の田中投手はきょう、巨人・阿部慎之助監督と共に入団会見に臨んだ。年俸は推定で1億6000万円、プラス出来高払いの1年契約で、背番号は11に決まった。田中投手は今シーズン、楽天では1試合の登板にとどまり、楽天から自由契約になっていた。楽天の経験を胸に、プロ19年目は、新天地での活躍を誓う。
東京五輪男子グレコローマンスタイル77キロ級で銅メダルを獲得した屋比久翔平が今月いっぱいで退社し、今後、地元の沖縄県で指導者になるという。屋比久はパリ五輪の出場は逃していた。
福岡県と大分県にまたがる英彦山は1400年以上の歴史を持つ修験道の山として知られている。明治5年に政府が修験道を廃止したことにより、山伏は山を下り、英彦山の修験道は途絶えた。普段は英彦山神宮の神職を務めている山伏の高千穂有昭はふるさとの山の文化が途絶えてしまうことに危機感を覚え本来の英彦山の姿を取り戻そうとしている。その一つが月に1度行う護摩行。さらに先月新たな取り組みとして修験道の体験会を始めた。集まったのは地元の人や旅行会社の人など6人。高千穂はこうした取り組みを通じて英彦山の姿を発信し続けていきたいという。
為替と株の値動きを伝えた。
石破総理大臣は、ウクライナ・ゼレンスキー大統領と電話で会談した。日本は、これまで一貫してウクライナへの支援とロシアに対する制裁を行ってきたと説明し、公正かつ永続的な平和の実現に向けて連携していく考えを示した。ゼレンスキー大統領は、日本のこれまでの支援に改めて謝意を示し、現在の戦況や今後の取り組みなどを伝えた。両首脳は、北朝鮮の兵士の戦闘参加などロシアと北朝鮮の軍事協力の進展などをめぐって意見を交わし、引き続き、緊密に連携していくことで一致。
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厚生労働省によると去年10月1日時点での有料老人ホームなど介護施設や介護サービス事業所で働く職員の数は、およそ212万6000人で、前の年度からおよそ2万8000人減少。介護職員の数が減少したのは、介護保険制度が始まり、調査を開始した平成12年度以来、初めて。団塊ジュニアの世代が高齢者となる2040年度には272万人が必要ですが、このままのペースだと、59万4000人が不足すると予測されている。
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レギュラーガソリンの小売り価格は、全国平均で、先週より4円以上値上がりして、1リットル当たり180.6円になった。政府が石油元売り各社に支給している補助金が縮小されたためで、180円を上回るのは去年9月以来となる。経済産業省によると、補助金は来年1月16日以降、1リットル当たり、さらに5円程度縮小されるため、小売り価格は185円程度に上昇する見通しだとしている。
民間のシンクタンクの調査では、県内の中小企業の半数近くが「後継者がいない」と答えたという。担い手の確保による事業承継の動きを取材。後継者がいない前橋市内の中華料理店の長谷川弘之店主を紹介。群馬経済研究所の調査では後継者の有無などを尋ねるアンケート394社のうち「後継者がいない」と答えたのは178社で、率にして45.1%にのぼった。東京商工リサーチ前橋支店によると、9割近くが60代以上で、黒字で廃業する企業も少なくないという。長谷川は事業承継のマッチングイベントに参加。群馬県の取り組み「GUNMAアトツギ部」の取り組みを紹介。家業の土木工事業を継ぐ加藤公慶を紹介。加藤は「思ったより行政は温かく、いろいろやってくれますよと伝えたい」とコメント。
岐阜・高山市では縁起物の「塩ぶり」の競り市が行われた。復興支援につなげようと石川県で水揚げされたぶりを例年より約400キロ程度多く仕入れている。
小豆島・土庄町・お猿の国では、野生の猿たちが体を寄せ合う冬の風物詩「さるだんご」が見られるようになっている。
58年前の事件で無罪が袴田巌さんの確定した判決後、静岡・沼津市の刃物店の看板が下ろされた。10年以上前に閉店していたが無罪を信じ看板を掲げ続けてきた。元店主高橋國明さんを取材。無罪を信じ続けた高橋さんの思いと母親・みどりさんの悔恨の思いがあった。事件現場から両親が作っていたのと同種のくり小刀が発見された。みどりさんから「記憶と違う証言をした」と告白されたという。高橋さんは「えん罪に加担してしまったんじゃないか、ずっとそれを背負い続けていたと思う」とコメント。