漫画家から警察官に転身した山崎直樹。小学生の頃から漫画家に憧れ、その後アルバイトをしながら作品を出版社に持ち込む日々を送った。25歳の時に漫画雑誌に読み切り作品が採用されたが連載として採用されず漫画家の道をあきらめ、警察官の道を選んだ。警察官になり犯行現場の図面作成の際に漫画の技術が役立つことに気付いたという。去年、社会問題なっている闇バイトの手口を伝える漫画を描いた。漫画は若者や外国人にも伝わりやすいと評価され4カ国語に翻訳された。山崎は「犯罪をなくすのは難しいが、被害件数を下げることはできると思う。そういう一端を担うことができればうれしい」と話す。