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「スリップス」 のテレビ露出情報

東京・新宿の大きくなった夏野菜。これらは区内の小学生たちが校内の畑で育てたものだという。年間で1トンを超す収穫がある本格的な農園だが、そこで収穫されるものは野菜だけではないという。夏休みを利用して小学生たちがキュウリやナス・スイカなどを収穫している様子が確認でき1年を通して約20種類の野菜を栽培しているという。実はこの畑、高層ビルをのぞむ小学校の屋上にあるという。耕作面積は約1,000平方メートルで小学校のプール3個分の広さだという。3年前に屋上農園を始めた柏木小学校の竹村校長は「屋上農園は一番いいのは日差しで、日当たりが抜群にいいものの下がコンクリなので根を張ろうが伸びることが出来ないので人工的に作った自然は限界があり管理するのがすごく難しい」と話した。しかし、その難しさがポイントだと竹村校長は言う。
「最初の頃は種を撒いても芽が出てこないなど失敗の連続だった」と竹村校長は話し「屋上農園の目的は失敗を成功に変えていく実験場であり、そこから始まらない」と話した。この日もトマト畑で問題が発生。どうやらトマト畑でスリップスという虫が発生し一部に被害が出てしまったという。校長は「失敗をどう乗り越えるか」を子どもたちとともに対策を考えている。去年は虫が嫌う植物を植えたがそれでも被害が出てしまったとのこと。子どもたちと話し合った結果、「農薬は使わずに多少の虫食いは受け入れる」との決定がなされた。失敗を積み重ねながらも無事収穫した野菜をリヤカーに入れて地域の人達に野菜を販売している。「こうした成功体験が大きな学びになる」と竹村校長は話した。ただ栽培するだけではなく課題解決に向けた知恵などを身につける「学習」も必要とのこと。尚、この農園では7月と8月に6回販売を行い、6万8000円を売り上げたという。売上金の使い道は次に植える種や生徒たちの農業研修に充てるとのこと。

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