「スーパーセカンドストリート大宮日進店」でも古着のニーズがますます高まっているという。物価高の影響もあり、割安で洋服などを買い求めたいというニーズが増えていて、一昨年の約30%くらいの売上増だという。マッキントッシュやポール・スチュアートなどのブランド服を販売している「三陽商会」が自らリユース品の販売を開始。自社ブランドで販売した衣料品を回収、選別しクリーニングなどを行ってリユース品として再販売する。価格は約2000円〜約9000円。ユニクロもリユースの販売を行っている。回収したものを洗濯・検品して仕上げており、価格は新品のほぼ半額。特殊な洗剤で生地の毛羽立ちも落としハリや色も回復させたものもある。現在、リユース服の扱いは2店舗のみ、秋以降に事業化するか検討する。専門家は、アパレル業界は環境負荷が大きい業界と言われているので、廃棄ロスの削減が必要になってきている。環境負荷への軽減が企業に対して求められるようになってくるので、一次流通の企業がリユースを始める動きは今後も増えていくという。
住所: 埼玉県さいたま市北区日進町3-372