きのう、横浜市内のスーパーで取り扱っていた銘柄米で一番安かったのは、5kgで4806円の千葉県産「ふさこがね」。先週金曜日に発表された最新のスーパーのコメの平均価格は4235円と、去年の同時期と比べ800円以上高く、高止まりの状態が続いている。横浜市のスーパーでは、2kgで2000円前後のコメを買う客が多いという。政府は近くまとめる経済対策に、おこめ券の活用を盛り込む方向で調整していることがわかった。事務費や郵送費がかさむという課題もある。きのう、新たに向こう3ヶ月のコメ価格の見通しを示す指数が発表され、今月からの3ヶ月間はことし7月以来初めて「価格が安くなる」という見通しに。指数は39で、前回より18ポイント下がり、50を下回る値下がり傾向となった。千葉県のコメの卸業者では、新米の流通が進むほか、ことしは備蓄米や海外産など選択肢が増えたことで、例年のこの時期より約1割多く新米が残っているという。
住所: 神奈川県横浜市保土ヶ谷区仏向町4
