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「セッションIPA」 のテレビ露出情報

岩手県の遠野市にきている別所哲也。遠野市にはかなり美味しいビールがあるという。岩手県遠野市は山に囲まれた盆地で自然豊かな街。民俗学者の柳田國男の遠野物語の舞台でもあり、かっぱ伝承をはじめとする民話は今でも多くの人を引き付ける。夏にはとうもろこしやきゅうりなどの野菜が実るという。遠野にクラフトビールを求めてやってきた別所。遠野市はホップの里と呼ばれるほどホップの生産量が日本一。遠野市では1960年代から盛んに栽培されている。ホップ農家の西館さんは8年前に盛岡から移住してきたという。ホップの花の中の効い問い樹脂はルプリンと呼ばれ苦味や豊かな香りを持つ。品種によって香りも様々だという。
次に別所がやってきたのは遠野醸造。もともと酒屋だった建物をリノベーションし、2018年に飲食店を併設したブルワリーとしてオープンした。また沖縄出身の有賀さんは内装業務スタッフやビストロのシェフなどを経て2020年に遠野に移住しとブルワー兼シェフとして活躍している。ビールの仕込みはタンクに入ったお湯に粉砕した麦芽を投入する工程から始まり麦汁と呼ばれる麦のジュースを作って、そこにホップを加え香り付け。酵母を入れてアルコール発酵していくとビールができる。使用しているものはペレットホップ。ホップを長期保存できるように乾燥させ固形状に加工したもの。ホップは生のままでは痛みやすく保存がきかないのでこうして固形状にしたものを使う。香りだけでなく泡立ちの決めてになる重要な原料になる。ホップにこだわったビールを飲む。セッションIPAの味に別所は美味しいと答え、香りが豊かで苦味もしっかりあると答えた。IPAはホップをふんだんに使用したビアスタイルでその中でもセッションIPAはアルコール度数を低めにし、ホップの香りを楽しみつつごくごくと飲める夏にピッタリのクラフトビール。また遠野醸造では、缶ビールも販売しており、中でもおすすめは遠野産ホップを使用したサンクスセゾン。
次に向かったのは笹村精肉店。遠野にはジンギスカンを食べる習慣があり、かつて羊を飼育し戦後にジンギスカンを食べるようになった。今は輸入肉を目利きの店主が美味しい新鮮なラム肉を仕入れている。また遠野ではバケツジンギスカンスタイルが主流で、地元の老舗ジンギスカン店が考案し、バケツだと気軽に屋外でも楽しめると一気に普及した。

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