スタバの愛称で知られる大手コーヒーチェーンスターバックスコーヒージャパンが今日、紙製のストローを来年から廃止する方針を明らかにした。米国に本社があるスターバックスが紙ストローの導入を発表したのは2018年のこと。理由として挙げたのが当時、世界的に注目されていたプラスチックごみによる海洋汚染。分解されないプラスチックの一部が海を漂い海洋生物などに悪影響を及ぼすとしてプラスチック製品の使用を見直す動きは拡大。今後使われるのは植物由来のバイオマスプラスチック製ストロー。コンビニ大手セブン-イレブンのセブンカフェでも使用されているストローと同じ素材。二酸化炭素の排出を削減し廃棄物も5割減少。微生物によって生分解され環境問題の解決に貢献するものだとしている。スターバックスコーヒージャパンは利用客の声を反映し飲み心地の良さと環境負荷低減の両立を果たしたとしている。
ストローを巡っては他の外食チェーンでも動きが相次いでいる。現在も紙ストローを提供している日本マクドナルドは一部店舗でストローなしのふたに切り替える実証実験中。日本ケンタッキー・フライド・チキンでは今年から順次全店舗でストローなしのふたに切り替えている。スターバックスコーヒージャパンは新しいストローを来月23日に沖縄県内の全32店舗で先行導入し3月以降に全国1900店舗以上に広げる予定。
ストローを巡っては他の外食チェーンでも動きが相次いでいる。現在も紙ストローを提供している日本マクドナルドは一部店舗でストローなしのふたに切り替える実証実験中。日本ケンタッキー・フライド・チキンでは今年から順次全店舗でストローなしのふたに切り替えている。スターバックスコーヒージャパンは新しいストローを来月23日に沖縄県内の全32店舗で先行導入し3月以降に全国1900店舗以上に広げる予定。