ピクテ・ジャパンの大槻奈那さんは「日経平均は史上最高値を更新し、新しい時代に訪れました。アメリカの景気があまりにも強いため、バブル期のような盛り上がりはなかった印象ですね。アメリカはIT関係を中心に、投資の話題が次々と出ているので、過大評価されている投資や技術があるにしても、とにかく投資額が巨大ということで、そこから新しいものが出てくる可能性があります。だから株高を利用し、新しい投資や成長を意識しないといけないんだなと感じます」、岡三証券の小川佳紀さんは「率直に言うと、私は史上最高値更新が早かったように感じます。今回、エヌビディアの好決算にかなり助けられたように思います。見方によれば、少し偏った印象もあり、TOPIXは史上最高値に届かず、全体を見ると高揚感はなさそうです。年末に向け日経平均は4万2000円程度になると予想しています」などと話した。