2人以上の世帯の1年間のコメ購入量・購入額は 2023年は56.54キロ・2万744円だったが、2024年は60.31キロ・3万842円とコメ高騰にも関わらず増加していた。コメなどに関する意識調査では、コメの購入に不自由を感じている人が66.1%で、「どうせ食べるなら高くてもおいしいお米が食べたい」と回答した人は64.7%だった。コメにこだわる商品も人気。ハンズでは、米びつの売上が前年比1.5倍に。備蓄米と分けて保存するという人も。また、ムラなく加熱できるコメ専用保存容器や、コメと水をレンジに入れると1合11分で炊飯できるという商品も人気。ビックカメラでもコメのこだわり消費の影響が。備蓄米放出後、購入された炊飯器の平均単価は1500円上がったそう。売り場についても、古米を炊いた時の特徴を記した炊飯器特設コーナーを作ったり、古米を美味しく食べるための精米機などを前面に出すようになったという。
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