今日のキーワードは「梅雨で気分が下がりがちな時にもオススメ。悲劇を見てカタルシスでスッキリ」。悲劇とは、過酷な運命や人生の不幸を題材とした物語のことで、哲学者のアリストテレスは、「悲劇によって観客はカタルシスを得られる」と話していた。この「カタルシス」とは、浄化・排出することを言う。人は悲劇を見ると恐れ・哀れみなどの感情を抱き、困難な運命に立ち向かう姿に、自分の境遇と重ね合わせて共感することで、悩みが認識・浄化されるという。カタルシスでスッキリする方法は、カラオケで失恋ソングや悲しい歌を歌う、心のもやもやを友人や家族に話すなど。