テレビ討論会で高齢不安を露呈したバイデン大統領。民主党内では交代論も浮上。揺れる米国を緊急取材。おととい行われたテレビ討論会。翌日トランプ氏は「大きな勝利を収めました」等と勝ち誇った。一方で、バイデン大統領へのアメリカメディアの評価は辛辣だった。専門家によると「関係者いわくバイデン大統領は軽い風邪と闘っているということでした」などと話した。81歳のバイデン大統領につきまとってきた高齢の不安は討論会で露呈した。2月12日付けのアメリカ「ポリティコ」によると、民主党は「プランB」を必要とするかもしれないとのこと。民主党は現職の大統領を候補者にしているが、28日付けのアメリカ「ザヒル」紙によると、49%が「バイデン氏以外を指名すべき」と回答。ルール上では、8月の民主党大会までに別の候補者を立てることが可能。4年前には、バイデン氏を支持していたアメリカ有力紙「ニューヨークタイムズ」が、討論会翌日に「バイデン大統領は国のために選挙戦から撤退すべき」と提言。ステファニー・マーフィー氏は、「民主党内ではバイデン大統領が次の任期4年を務められるのか水面下で懸念が広がっている」などと話した。プランBが容易ではない理由について、「現職大統領に代わって立候補したいと名乗り出るには非常に勇気が必要なのです。」などとした。
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