リアット!成田空港第1ターミナルの必殺修理人・中村一登店長のもとにはどんな旅行客が、どんなトラブルを抱えて駆け込んでくるのか。必殺修理人が思わぬ苦戦を強いられる依頼が飛び込んできた。タイから帰って来たばかりの男性が持ち込んだのは、開かなくなったスーツケース。しかも、鍵がかかっていないのに開かない。スーツケースは両脇にダイヤル式の鍵が付いているが、開かなくなったのは真ん中の鍵が付いていない部分だという。初めての依頼に百戦錬磨の修理人も思わず手が止まる。いつもなら数分で修理は終わるが、試行錯誤すること30分、修理人が出した結論は壊さずに開けるのを断念。依頼人の男性にそのことを伝えると、思い出のスーツケースだが壊して開けることを承諾。そして、壊して開けようとしたその時、なんとスーツケースが開いた。なぜ開かなくなっていたのか。考えられる原因について、中村店長は「(開閉部分が)より奥まで押し込んじゃった可能性はありますかね」と話す。依頼人の男性は、帰国してスーツケースを受け取った際に大きなへこみができていたという。