浦安市の鮮魚店の3代目・森田釣竿さんを取材。こだわりは全国から届いた魚を発泡スチロールの箱のまま並べる市場スタイル。この日は地元のサゴチやタイ、北海道産の珍しいゴッコなどが並んだ。個性溢れる魚を並べることで多様な魚文化を知ってもらうのが狙いだそう。珍しい魚でもどう調理するかが丁寧にアドバイスし、魚をテーマにしたロックバンドを結成するなど音楽活動も行っている。森田さんの店はかつて浦安魚市場にあり、お客さんと接するのが喜びだったが2019年に市場が閉場。「ふるさとがなくなる気持ちってこういうことなんだと思いました」と語る。森田さんは魚文化を絶やしたくないという思いから市場の近くに店を移転し再出発。SNSに注目し、仕入れた魚や調理法などを毎日のように投稿。大きな反響があったという。「魚の町浦安の雰囲気を知っている最後の世代だと思うんで、自分たちがやらないと伝えられない」と語る。
