「ベイブレード」の開発前、北村晃男氏はマーケティング部で商品開発や市場調査、宣伝などを担当。商品に関する知識も然ることながら、ある商品が販売されていた当時の時流なども知り尽くし、93年には「ビーダマン」、98年には「デジケン」を世に送り出した。伝統的なベーゴマを今風にアップデートした「すげゴマ」、「バトルトップ」の売れ行きは芳しくなく、北村氏に白羽の矢が立った。行き詰まると、おもちゃユーザーである子どもたちが公園でどう過ごしているのか観察していたという。
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