小学館先生の代表作「タッチ」をフジモンが徹底解説。タッチは高校野球を題材に双子の兄弟と幼馴染の恋愛を描いた青春漫画。主要人物は要領はいいが何事にもいい加減な上杉達也、スポーツも勉強も万能な優等生の上杉和也、お隣に住んでいる浅倉南。双子の兄弟と幼馴染との三角関係がポイント。和也は南のことが好きで、幼少期から南との間で甲子園に行くという夢を共有している。周囲は南と和也に付き合ってほしいと思っているが、南は達也のことが好き。和也の思いに気付いた達也は一歩引いた態度をとる。そんな3人の関係が急展したのが7巻。甲子園をかけた地区大会決勝をかけたはずの和也だったが、試合に向かう途中、和也は交通事故に遭い亡くなってしまった。その後和也の思いを引き継いだ達也は野球部に入りエースへと成長していく。最終巻となる26巻で達也は南に対する想いを伝えた。