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「タバス(イラン)」 のテレビ露出情報

イランのアメリカ大使館だった建物がいまは博物館になっている。アメリカの大使館スタッフが使っていた盗聴器などが展示されている。パスポートの偽造に使われたタイプライターなども。「このスパイの巣窟を閉鎖すべきだ」と学生たちによって書かれた壁も。1979年、イランでは親米の王政が打倒され反米の現体制が樹立されるイスラム革命が起きた。強権的だった国王がアメリカに逃れると反発した学生組織のメンバーらがアメリカの大使館を占拠し外交官など60人余りを人質に。在外公館の保護などを定めた国際条約にも反する暴挙に出た。学生組織のリーダーだったモフセン・ミルダマディさんは事件の長期化は実は想定外だったと明かした。現在、厳しい展開が予想されるトランプ政権下での両国関係の行方についてミルダマディさんは対話の余地はあると考えている。大使館占拠から、およそ半年。事件は新たな展開を見せた。アメリカ国内でカーター政権の対応を弱腰だと批判する声が高まる中政権は、特殊部隊を動員した人質救出作戦を決行。しかし、悪天候などもあって失敗に終わった。そうした中でも人質解放に向けた交渉は続けられていた。イラン側の代表を務めたベフザド・ナバビ氏は「事件そのものはアメリカの行いが招いた面がある」と正当化しながらも粘り強く対話を続けた相手側の姿勢を評価した。一方、人質解放が、まさにカーター氏が退任した日まで400日以上かかったのは多くの条件に双方が合意するのに時間がかかったためだと振り返った。ナバビ氏は、現在トランプ氏の側近にイランに厳しい姿勢の人物らがいると指摘したうえで「それでも対話を成功させるには双方に利益をもたらすウィンウィンの解決を目指すことが必要だ」という。用心深く、忍耐強くトランプ氏の姿勢を見極めていく必要があるとのこと。

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