濃霧の中“世界最大の宗教行事”といわれるヒンズー教の祭りが13日にインドで始まり、多くの人が川に入り身を清めた。インドでは3日前の10日、ニューデリーの一部も濃霧に包まれた。霧の原因は寒波。寒波の中、ヒンズー教の聖地の一つ・プラヤグラジで始まったのがインド最大の祭り「クンブメーラ」。インド各地から多くの信者らが大移動していた。ヒンズー教では、ガンジス川で沐浴すると“あらゆる罪が洗い流される”とされる。地元当局によるとクンブメーラには来月26日までの期間中、約4億人が参加する見込みで、宿泊用テント10万人分、仮設トイレ15万基以上を用意。安全確保のため数万台の監視カメラを設置し、治安部隊など約10万人を動員するという。