国内外累計400万ダウンロードを達成した「スイカゲーム」。Nintendo Switch ダウンロードランキングではマリオ・桃鉄を抜いて1位に。スイカゲームは様々なフルーツを落として高いスコアを目指すパズルゲームで同じフルーツ同士がくっつくと進化。最も大きなスイカまで成長させ高得点を狙う。箱からフルーツが溢れてしまうとゲーム終了。2021年12月にNintendo Switch版で発売し、2021年12月~2023年9月7日までに約2300ダウンロード。きっかけはゲーム配信者やVTuberが紹介したこと。240円と値段も手頃なことや中毒性などが口コミで広がり大人気ゲームに。開発したのは照明一体型のプロジェクターや壁から24cmの距離に置くだけで100インチの投影が可能なプロジェクターなどを販売するゲームとは無縁の会社。そのプロジェクターに搭載したアプリの1つがスイカゲームだった。Aladdin X 前社長でスイカゲーム開発者の程さんに話を伺った。程さんはスイカゲームがヒットした時は会社を離れていたという。家族団らんで楽しむコンテンツとして子供でも遊べるように簡単なゲームがいいと開発。普段ゲームをしない中山さんがプレイ。落ちてくるフルーツはランダム。スキルを磨いても高得点にならない可能性も。初心者でも気軽に楽しめるシンプルさや時間制限がなくランダム要素や運要素に左右されるゲーム性がプレイヤーを夢中に。実は開発期間は1か月。そして自社のプロジェクターをもっと知ってもらいたいとスイカゲームをNintendo Switchで発売。よりゲーム性を高めるために大きさによっての跳ね返りや転がり方などより緻密に計算してアップデート。大ヒットを受けて会社には問い合わせが殺到。ゲーム第2弾や商品化など沢山の要望が来ているそうなので中山さんも企画会議に参加し今後のスイカゲームの展開を考える。対戦、アニメーション化、キャラクター化、ご当地版などの案が上がった。