日経平均株価は取り引き開始直後から大きく値を下げ、午後には下げ幅が一時1800円を超える場面もあった。終値はきのうより1638円安い3万7047円で、下げ幅は今年3番目の大きさとなった。原因は前日のニューヨーク市場の動き。大手半導体メーカー・エヌビディアの株価が10%近く下落した影響で、ダウ平均株価が大幅に下落した。さらに外国為替市場で円高が進んだことも重なり、東京市場でも株価下落につながった形。ただ、ある市場関係者は「再び株価が暴落する二番底につながる懸念はそれほど大きくないのでは」との見方を示している。