米国・FRB連邦準備制度理事会が今後の利下げペースを緩める見通しを示したことを受けて18日のNY株式市場ダウ平均株価は1100ドル以上値を下げて取引を終えた。ダウ平均は1970年以来、50年ぶりとなる10営業日連続の下落。米国・FRB連邦準備制度理事会は年内の最後の会合を開き金融政策決定会合で政策金利0.25%引き下げを決定。利下げは3会合連続。来年の利下げ回数の予想を前回予想の4回から2回に修正。利下げのペースを緩めて高金利を長く保つ姿勢を示した。ダウ平均株価は大幅下落。前日終値から1100ドル以上下げた。米国・トランプ次期大統領が掲げる関税に引き上げや減税などはインフレを再加速させる可能性がある。FRBは難しいかじ取りを迫られることになる。