ニューヨーク株式市場株価の終値を伝えた。物価指標と関税政策をめぐり、マーケットは一進一退の展開。朝方発表された2月消費者物価指数が市場予想を下回り、過度なインフレ懸念はいったん後退。トランプ関税の影響は反映されておらず、安心感は長続きしなかった。この日からアメリカが全ての国からの鉄鋼とアルミニウム製品に25%の追加関税を発動するとEUとカナダがすぐさま報復関税を発表。本格的な貿易戦争の様相で、相場の重荷になった。個別銘柄ではエヌビディアやテスラなどのハイテク株が買い戻されたほか、TSMCによる出資計画が伝わったインテルも大幅高になっている。続けてセクター別騰落率と為替の値を伝えた。