アメリカの政府機関の一部閉鎖が解除され、材料出尽くし感から利益確定の売りに押される展開となっている。ダウの下げ幅は一時800ドルを越え、特に売りが集中したのはハイテク株でAI関連銘柄の割高感が改めて意識されたことからエヌビディアやオラクルなどが大幅安となっている。また決算で売上高が予想を下回ったウォルト・ディズニーも一時10%越えて下落した。金融政策を巡っても警戒が高まっており、足元でFRBの高官から追加利下げに慎重な発言が増えていることから金利先物市場がおりこむ12月の利下げ確率は50%近辺まで低下し株価の重石となっている。
