きょうの株価の見通しについて東海東京インテリジェンス・ラボの池本卓麻の解説。日経平均の予想レンジは6万2500円~6万4000円。ドル円が円高方向で推移していることもあり、輸出関連銘柄を中心に業績へのマイナス影響が意識されやすく、上値の重い展開を想定している。内需関連銘柄や円高の恩恵を受けやすい銘柄には資金が向かいやすいとみられるが、半導体関連銘柄の構成比率が高い日経平均への影響は限定的とみている。その他、韓国株の値動きも強く意識されるとみられる。注目ポイント「8月相場と夏枯れを考える」。例年8月は取引量が減るとともに株価も伸び悩みやすく、夏枯れが意識される時期となる。市場参加社の夏季休暇入りに加え、8月中旬までの4-6月期決算発表が一巡すると新たな材料が乏しくなりやすい。東証プライム市場の1日の平均売買代金(月別)では8月に売買代金が減少している。月別の日経平均の平均騰落率も8月の平均パフォーマンスは-0.8%となり、夏枯れの傾向が確認できる。2026年5~7月の日中変動率が2%超となった日数は41日と高水準にあり、8月は様子見姿勢の強まりから売買代金が低下しやすい環境にある。AI・半導体関連株の動向や中東情勢など相場を動かす材料が続く場合には売買代金が増加する可能性もある。
