2022年、北口榛花選手はパリオリンピックを見据えて練習を始めていた。コロナ禍でチェコにいるコーチからリモートで指導を受けていた。北口選手は東京オリンピックで日本選手として57年ぶりとなる決勝進出を決めた。予選の際に左脇腹を痛め結果は最下位に終わった。北口選手がやり投げを始めたのは高校生の頃に陸上部の監督から熱心に誘われたのがきっかけ。競技を始めて1年で全国大会で優勝。2022年4月、チェコからセケラックコーチが来日。コーチは北口選手がクロスステップで減速してしまうという課題に気付いていた。
コーチによる北口選手の課題を克服する特訓が始まった。2022年6月、日本選手権で取り組んできた成果を試す日。感覚にズレを感じていた北口選手だったが62m25の記録で優勝。さらに2023年8月、世界選手権では66m73cmの記録で日本選手初の優勝を飾った。
コーチによる北口選手の課題を克服する特訓が始まった。2022年6月、日本選手権で取り組んできた成果を試す日。感覚にズレを感じていた北口選手だったが62m25の記録で優勝。さらに2023年8月、世界選手権では66m73cmの記録で日本選手初の優勝を飾った。