選手村を巡っては設備や食事などに対し、選手たちから不満の声が上がっている。米国の陸上選手のC・ホーキンス選手は宿舎の部屋にカーテンがないため、大きなタオルをカーテンとして使用しているという。また、選手村の食事にも不満の声が上がっている。大会前の4月、選手村で提供される食事のイメージが公開された時は豪華な料理が用意されていた。しかし、実際に食堂を利用している選手のSNSを見てみると、野菜や豆類が多く、肉や魚は少なく見える。フランスメディアによると、英国やドイツの選手団は選手村の食事について選手が求めるメニューや量ではないと批判。英国は自前でシェフを招いたとしている。さらに不満は移動手段にも。韓国の競泳選手は選手らが移動するシャトルバスもテロ対策のため、窓が閉め切られていて車内がサウナ状態だと不満を露わにしている。