暑い夏のフランス・パリに、“冬の競技”フィギュアスケートの日本代表が集まった。2年前の北京五輪・フィギュア団体のメダル授与が、ロシア五輪委員会の選手のドーピング問題で延期されていた。フィギュアスケートの日本代表が、2年半越しに銀メダルを手にした。坂本花織は「2年半前の喜びっていうのが、また新鮮な気持ちで感じられたので、すごくうれしかったです」と話していた。スケジュールの関係で宇野昌磨は欠席だったが、思いを共有するために鍵山優真の指先には「SHOMA」と文字が書かれていて、他の選手たちの指にも宇野昌磨の名前が書かれていた。フィギュアチームの笑顔と強い絆に“メルシー!”。