天皇陛下はきょう記者会見に臨み、今月22日からの国賓としての英国親善訪問への思いなどを語られた。天皇陛下は、国際親善のため、皇后さまと共に今月22日から8日間の日程で英国を公式訪問し、国賓として歓迎行事などに臨むほか、かつてお2人が学んだオックスフォード大学を訪問される予定。天皇陛下は「令和2年に英国より招待を頂いたものの、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により延期されていた英国訪問が、改めて頂いた御招待により実現の運びになったことを大変うれしく思う」「20世紀の両国関係には困難な時期もあったが、現在の日英両国は、経済や文化など、幅広い分野で緊密な協力関係があり、王室と皇室の間でも多くの交流が積み重ねられてきた」と述べられた。またがんと診断されたことをことし2月に発表したチャールズ国王、3月にがんであることを明らかにしたキャサリン皇太子妃への思いについては「御治療が順調に進み、お早い御回復がお出来になるようお祈りしている」「今回の訪問を楽しみにしている」と述べられた。