韓国を訪問している岩屋外務大臣が趙兌烈外相と会談し、安全保障面などでの協力強化の継続を確認した。会談で両外相は核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対応するため、緊密なパートナーとして連携を継続していくことで一致した他、北朝鮮軍の派兵を含むロシアとの違法な軍事協力の即時中止を求めた。2国間訪問として日本の外相が韓国を訪問するのは7年ぶり。また今年の日韓国交正常化60周年に合わせ、東京タワーとソウルのランドマークであるNソウルタワーのライトアップを皮切りに、交流事業を進めることでも一致した。韓国では内政の混乱が続いているが、そうした中でも日韓両国の協力を強化する流れを改めて確認した形。