加えるだけで料理に深みが出るスパイス。そもそもスパイスの薬理は、コショウやチリは辛味、サフランは色付け、多くのスパイスの最大の役割は香りの役割が強い。日本在住のインド人にし取材すると、コリアンダーを紹介した。パクチーの種で香りが強く、苦手な人もいる。これを他のスパイスと混ぜることで美味しくなるという。地域ごとによってミックススパイスが異なり、フランスの肉料理ではクローブやジンジャーなど4種類を使用したキャトルエピスがある。さらに料理酒にスパイスを加えた新調味料を開発。新調味料のスパイ酒の作り方は、パプリカ、ナツメグ、クミンを料理酒に加えよく混ぜる。 混ぜたら電子レンジで6分過熱、吹きこぼれ防止のためラップせずに間口の広い器を使うこと。完成したら冷蔵保存のうえ早めに使い切りを。スパイ酒を使った定食はアジの濃さや甘みも深まっていると好評だった。スパイ酒は煮物や肉料理で効果を発揮する。