笑って泣いて歌う人生の物語「人生は、美しい」。思春期真っ只中、生意気盛りな娘と受験を控え得た息子。夫のジンボンは典型的な亭主関白。専業主婦のセヨンは、うんざりしながらも家族に健気に尽くしてきた。そんなセヨンがある日告げられたのは、余命。突然の余命宣告に動揺するセヨン。彼女が最後に望んだのは、初恋の人に会いたい。ジンボンは渋々OKする。初恋の人を探す夫婦の奇妙な最後の旅。セヨンは未来が輝いていた高校時代に心残りがあった。そして旅はいつしか、2人が歩んできた甘い記憶を呼び覚ましていく。笑って泣いて、残りの時間が短くなる中、ジンボンがとった以外な行動とは。