小林さんらのチームはテリジノサウルス類のさらなる謎を解き明かす重要な化石も発見している。その化石はテリジノサウルス類の巣と考えられている化石だった。調査の結果子孫を残す独特の方法が明らかになった。15個見つかった巣の内、少なくとも9個の巣で孵化した形跡が見られた。高い孵化率を維持するには、親が卵を守っていたということが考えられる。卵は腐葉土の中に産み付けられていることも分かっている。これは現在の鳥、ツカツクリにもみられる方法だった。
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